オークマ 横形マシニングセンタ「MA-600HⅢ」をリリース
2021年05月31日
オークマがこのほど製造過程の環境負荷低減と優れた生産能力を実現する横形マシニングセンタ「MA-600HⅢ」をリリースした。MA-600Hシリーズは、高い加工能力と精度安定性で国内外の市場から高い評価を得ており、発売開始以来すでに累計3,000台の出荷実績を持つベストセラーマシンとなっている。今回、MA-600HⅡをさらに進化させ、安定した長時間の無人稼働を実現する高い信頼性と、 脱炭素化社会に向けて環境負荷の低減を追求した新製品「MA-600HⅢ」を市場投入する。
新開発の「MA-600HⅢ」は、高速・高能率加工性能を高めた上で「止まらない機械」を目指し、切粉処理性能を大幅に向上させた。それに加えて多様なニーズにこたえる自動化対応の拡充により、従来機以上に安定した長時間無人運転を可能にする。また成長市場の多様な需要に応えるため、加工サイズを拡大した。(従来機 体積比1.3倍)
脱炭素社会に向けては、オークマ独自のAI、知能化技術による電力消費量の削減や、産業廃棄物と なるクーラントの長寿命化など製造過程トータルで発生する環境負荷の低減に取り組んでいる。
主な特長は、①止まらない機械:長時間自動運転を支える信頼性と多様なニーズに応える自動化仕様の強化、②高速・高能率加工性能の進化、③脱炭素社会への貢献:環境負荷の大幅な低減と優れた制度安定性による高生産性を両立――など。