サンドビック CoroPlus®マシニングインサイトを導入
2021年07月01日
サンドビック・コロマントは、このほど機械や工具の稼働率、機械の停止原因やアラーム情報にリアルタイムにアクセスし視覚化する「CoroPlus®マシニングインサイト」を日本市場で導入した。
「CoroPlus®マシニングインサイト」は、同社が提供するデジタルソリューションCoroPlus®のシリーズに属する製品。従来手作業で行っていた機械の稼働状態、停止の時間やその原因、ワーク加工数、アラームの発生状況などのデータ収集をデジタルで一元化することにより、リアルタイムで機械のさまざまな情報をタブレットやパソコンなどで確認できるようになる。これにより、ダウンタイムを大幅に低減し生産プロセスを最適化することが可能になった。
工作機械などの設備をネットワークに接続し、暗号化されたインターネット通信経由でマシニングインサイトのウェブサイトにデータを送ることにより、手元のタブレットやパソコンでデータを閲覧・確認する仕組み。
「CoroPlus®マシニングインサイト」にはさまざまなダッシュボード(情報の一覧画面)やレポートが集約されており、代表的な物では機械の稼働状態が一目で確認できる「機械稼働率ダッシュボード」画面や、ワークに関する情報を確認できる「パートアナリシス(ワーク分析)」画面、工具の使用状況が確認できる「ツールインスタンス」画面などがある。
利用できる機能やレポートの内容別に3種類のパッケージがあり、顧客のニーズに応じて選択が可能である。