2021年6月分工作機械受注総額は1,320.8億円 日工会
2021年07月25日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年6月分の受注実績は以下の通り。
2021年6月分工作機械受注総額は、1,320.8億円(前月比+6.6% 前年同月比+96.6%)となった。受注総額は、2019年3月(1,306.6億円)以来、27カ月ぶりの1,300億円超。1,000億円超は5カ月連続で6月は内需も回復基調が強まる。
内需は446.6億円(前月比+34.4% 前年同月比+91.1%)で、6月はこれまでの回復基調に加え、補助金採択分の受注などもあり、2019年9月(460.7億円)以来、21カ月ぶりの440億円超。
外需は874.3億円(前月比△3.6% 前年同月比+99.5%)で、2カ月ぶりに900億円を下回るも。4カ月連続の850億円超と高水準持続。中国が前月比減少するも、欧州、北米が増加し、回復持続。
全地域的に回復が進んでおり、今後のさらなる回復に期待する一方、感染拡大状況について引き続き注視。
6月分内需
446.6億円(前月比+34.4% 前年同月比+91.1%)。
・3カ月ぶりの400億円超。440億円超は2019年9月(460.7億円)以来、21カ月ぶり。
・前月比3カ月ぶり増加、前年同月比4カ月連続増加。
・緩やかな回復傾向に、事業再構築補助金等の採択案件が上乗せされ、前月比大幅増加。
(出所:日本工作機械工業会)
6月分外需
874.3億円(前月比△3.6% 前年同月比+99.5%)
・2カ月ぶりの900億円割れも、4カ月連続の850億円超。
・前月比5カ月ぶり減少、前年同月比8カ月連続増加。
・主要3極では、アジアが前月比減少も、欧州、北米は増加し、高水準の受注が継続。
(出所:日本工作機械工業会)