不二越 省エネソレノイドバルブ「SS/SA-G01-40」を市場投入
2021年08月17日
不二越がこのほど省エネソレノイドバルブ「SS/SA-G01-40」の販売を開始した。
地球温暖化の防止に向けて、環境保全、エネルギー消費の抑制が重要な取り組みとなるなか、油圧機器においてもエネルギー効率の改善による省エネ性能の向上が求められている。
同社は、1960 年代にソレノイドバルブを発売して以来、ソレノイド(電磁石機構)を自社で開発し、自由度の高い設計、複雑な構造にも対応できる製造技術を活かし、様々な製品を市場投入し、ユーザーの多様なニーズに対応してきた。
今回開発した同製品は、従来品の最高圧力・最大流量はそのままに、消費電力を大幅に低減し、安全性と使いやすさを向上し、ユーザーの設備の省エネ・コスト削減に貢献する。
〈特長〉
①省エネルギー
クラストップレベルの低消費電力で定評のあった当社従来品「SS/SA-G01-31」と比較し、消費電力を約25%低減、圧倒的な低消費電力を実現。
②高圧・大容量
同一サイズでは最高使用圧力35MPa、最大流量100ℓ/min、許容背圧21MPa のトップレベルの性能。
③安全性の向上
消費電力を抑えたことで、コイル表面温度を従来品比で約30℃低減し、機械・設備の安全性を向上。
④海外安全規格への対応
海外安全規格のCE(ヨーロッパ)、UL(アメリカ)、cUL(カナダ)に対応。
⑤使いやすさの向上
産業機械向けとして一般的で、配線が容易なM12-4 ピンコネクタをオプション化し、ワンタッチ接続が可能。