2021年8月分工作機械受注総額は1,259.0億円 日工会
2021年09月23日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年8月分の受注実績は以下の通り。
2021年8月分工作機械受注総額は、1,259.0億円(前月比△6.7% 前年同月比+85.2%)となった。受注総額は、3カ月ぶりの1,300億円割れも、6カ月連続の1,200億円超。夏期休暇の影響もあり、内外需ともに前月比減少。1,000億円超は7カ月連続。
内需は445.8億円(前月比△1.8% 前年同月比+93.2%)で、8月は夏期休暇や新型コロナ感染拡大による影響があったものの補助金採択分の受注が下支えし、前月比は一桁の減少にとどまる。
外需は813.3億円(前月比△9.2% 前年同月比+81.1%)で、夏期休暇や中国の減少等の影響もあり、6カ月ぶりの850億円割れ。主要3極では、回復が顕著な北米のみ前月比増加。
8月は一時的に落ち着いたものの、全地域的に回復が継続。一方、新型コロナの感染状況、部材不足について引き続き注視。
8月分内需
445.8億円(前月比△1.8% 前年同月比+93.2%)。
・2カ月ぶりの450億円割れも、3カ月連続の440億円超。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比6カ月連続増加。
・8月は例年、夏期休暇等の季節要因で前月から減少する傾向にあるが、本年は補助金の採択案件がした支えし、前月比の減少幅は僅少。
(出所:日本工作機械工業会)
8月分外需
813.3億円(前月比△9.2% 前年同月比+81.1%)
・6カ月ぶりの850億円割れも、6カ月連続の800億円超と高水準持続。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比10カ月連続増加。
・主要3極では、北米のみ前月比増加。夏期休暇等の影響で、アジア、欧州は前月比減少。
(出所:日本工作機械工業会)