日本建設機械工業会 2021年8月度建設機械出荷金額統計まとまる

 日本建設機械工業会がこのほどまとめた2021年8月度の建設機械出荷金額は、内需は5.8%増加の744億円、外需は93.3%増加の1,343億円となった。その結果、内需は2カ月ぶりの増加、外需は10カ月連続の増加となった。総合計では49.3%増加の2,086億円となり、10カ月連続の増加となった。

 内需について機種別に見ると、トラクタ7.4%増加の76億円、油圧ショベル13.5%増加の230億円、ミニショベル0.3%増加の62億円、道路機械15.0%増加の26億円、基礎機械3.0%増加の31億円、油圧ブレーカ・圧砕機19.9%増加の16億円、その他建設機械38.8%増加の59億円の7機種と補給部品4.0%増加の98億円が増加し、内需全体では5.8%の増加となった。

 外需について機種別に見ると、トラクタ221.6%増加の175億円、油圧ショベル94.4%増加の491億円、ミニショベル78.0%増加の233億円、建設用クレーン35.4%増加の39億円、道路機械200.6%増加の31億円、コンクリート機械217.5%増加の1億円、基礎機械7.6%増加の4億円、油圧ブレーカ・圧砕機58.1%増加の7億円、その他建設機械99.9%増加の180億円の全9機種と補給部品52.1%増加の181億円が増加した。

 地域別に見ると、オセアニアが13カ月連続で増加、欧州が11カ月連続で増加、北米が8カ月連続で増加、アジアが6カ月連続で増加するなど全9地域で増加し、外需全体では93.3%の増加となった。
 

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