2021年9月分工作機械受注総額は1446.0億円 日工会
2021年11月04日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年9月分の受注実績は以下の通り。
2021年9月分工作機械受注総額は、1446.0億円(前月比+14.8% 前年同月比+71.9%)となった。受注総額は、2,018年9月(1534.5億円)以来、36カ月ぶりの1,400億円超。期末効果等もあり、内外需共に回復傾向持続。1,000億円超は8カ月連続。
内需は575.6億円(前月比+29.1% 前年同月比+90.2%)で、年度上期の受注増加に加え、補助金採択分が上乗せされ、2018年12月(571.5億円)以来、33カ月ぶりの550億円超。
外需は870.4億円(前月比+7.0% 前年同月比+61.7%)で、欧州で回復傾向が持続しているほか、アジアでも大型の受注があり、2カ月ぶりの850億円超と高水準持続。
9月は期末効果等もあるが、内需とも回復が継続。一方、新型コロナの感染状況、部材不足について引き続き注視。
9月分内需
575.6億円(前月比+29.1% 前年同月比+90.2%)。
・2018年12月(571.5億円)以来、33カ月ぶりの550億円超。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比7カ月連続増加。
・年度上期末に加え、補助金採択案件により幅広い業種で増加し、前月から大幅増加。
(出所:日本工作機械工業会)
9月分外需
870.4億円(前月比+7.0% 前年同月比+61.7%)
・2カ月ぶりの850億円超。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比11カ月連続増加。
・主要3極ではすべて前月比増加。欧州、北米は順調に回復。アジアも大型受注で増加。
(出所:日本工作機械工業会)