2021年9月度建設機械出荷金額統計まとまる 日本建設機械工業会

 日本建設機械工業会がこのほどまとめた2021年9月度建設機械出荷金額は次のとおり。

 9月の建設機械出荷金額は、内需は前年同月比3.0%減少の1,022億円、外需は同65.7%増加の1,523億円となった。その結果、内需は2カ月ぶりの減少、外需は11カ月連続の増加となった。総合計では同29.0%増加の2,545億円となり、11カ月連続の増加となった。

 内需について機種別に見ると、トラクタ同3.6%増加の101億円、コンクリート機械同0.5%増加の44億円、油圧ブレーカ圧砕機同17.4%増加の23億円の3機種と補給部品同9.7%増加の112億円が増加したものの、他6機種が減少し、内需全体では同3.0%の減少となった。

 外需について機種別に見ると、トラクタ同121.3%増加の177億円、油圧ショベル同55.4%増加の578億円、ミニショベル同25.6%増加の231億円、建設用クレーン同25.9%増加の58億円、道路機械同87.1%増加の28億円、油圧ブレーカ・圧砕機同69.9%増加の8億円、その他建設機械同147.8%増加の227億円の7機種と補給部品同79.7%増加の215億円が増加した。地域別に見ると、欧州が12カ月連続で増加、北米が9カ月連続で増加、アジアが7カ月連続で増加するなど全9地域中7地域で増加し、外需全体では同65.7%の増加となった。
 

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪