白石康次郎氏と世界一周したDMG MORI Global One号、横浜、芦屋、常滑を周る「JAPAN TOUR 2021」閉幕

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マリーナに停泊するDMG MORI Global One号

 

 DMG MORI SAILING TEAMは、7月28日~11月21日にかけて、プロセーラーの白石康次郎氏と、単独無寄港無補給の世界一周ヨットレース「Vendée Globe2020-2021(ヴァンデ・グローブ)」を走り抜いた船「DMG MORI Global One(グローバル・ワン)号」で横浜、芦屋、常滑の各マリーナを周る「JAPAN TOUR 2021」を開催し、各マリーナには、チームのスポンサーや顧客、小学生や幼稚園生を含め、のべ5,000人以上のファンが足を運んだ。

 “海のエベレスト”とも言われる過酷なヨットレースを走り抜いたレーシング仕様の船に来場者は興味津々。DMG MORI SAILING TEAMは、「今回、約4カ月にわたるイベントを日本で開催することで、日本の皆様にヨットやセーリング文化を少しでも身近に感じ、親しみを持っていただくきっかけとなっていましたら幸いです」としている。

 同チームは今後も3つの活動方針、①白石康次郎氏と「Vendée Globe2024-2025」で8位以内入賞を目指す、②日本にヨット、セーリング文化をさらに広める、③若手スキッパー、エンジニアの育成、に沿い、引き続き活動する。なお、現在日本にある船は解体し、チーム拠点のあるフランスへ戻す。

 2024年11月よりフランスで開催される「Vendée Globe2024-2025」に向けて、今後、複数の予選レースへ出場する予定。まずは、2022年6月にフランスで開催される「Vendée Arctique Les Sables d’Olonne(ヴァンデ・アークティック・レ・サーブル・ドロンヌ)」に出場する。
 
 白石氏は、「短い期間でしたが、JAPAN TOUR 2021にお越しいただきました皆様には感謝申し上げます。限られた人数しか船内までご案内できなかった点は残念ですが、それでも多くの方に見学頂けて本当に良かったと思っています。欧州が中心の外洋ヨットレースにおいて、DMG MORI Global One号を日本でお披露目できたのも、日頃から応援してくださる皆様のおかげだと思います。今後もヨット活動を通して、多くの方に元気を与え続けられるように活動してまいりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

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白石氏が船内を案内


 

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