2021年11月分工作機械受注総額は1,454.0億円 日本工作機械工業会

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年11月分の受注実績は以下の通り。
2021年11月分工作機械受注総額は、1,454.0億円(前月比△2.6% 前年同月比+64.0%)となった。受注総額は、3カ月連続の1,400億円超。内外需とも堅調に推移しており、大型受注も加わって高水準の受注が継続。
    
 内需は500.0億円(前月比△0.6% 前年同月比+84.9%)で、前月比微減で3カ月連続の500億円超。補助金効果が弱まるも自立的な回復の動きが進む。

 外需は954.0億円(前月比△3.6% 前年同月比+54.8%)で、2カ月連続の950億円超。欧米、その他アジアで前月比減少も、東アジアで増加を示す。

 11月はこれまでの傾向から大きく変わらず、内外需とも回復が継続。一方、部材不足や部材・輸送費の高騰等の影響を引き続き注視。

11月分内需

500.0億円(前月比△0.6% 前年同月比+84.9%)。

・3カ月連続の500億円超。11月での500億円超は2018年(576.7億円)以来3年ぶり。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比9カ月連続増加。
・11月は、航空・造船・輸送用機械の減少を他業種の増加で補い、前月からほぼ横ばい。

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(出所:日本工作機械工業会)

11月分外需

954.0億円(前月比△3.6% 前年同月比+54.8%)

・2か月連続の950億円超。11月での950億円超は2017年(1041.7億円)以来4年ぶり。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比13カ月連続増加。
・主要3極は、アジアのみ前月比増加。欧州、北米は減少も高水準持続。

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(出所:日本工作機械工業会)


 

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