DMG森精機 SBT(Science Based Targets)認定を取得
DMG森精機及びグループ会社のドイツDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTがこのほど、2030年に向けた温室効果ガス削減目標について、国際的な環境団体「SBTイニシアチブ」により認定を取得したと発表した。
■今回認定を取得した同社の温室効果ガス排出削減目標
Scope 1 + 2 :基準年2019年に対して2030年までに46.2%削減
Scope 3 :基準年2019年に対して2030年までに13.5%削減
「SBTイニシアチブ」は、2015年にCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4機関が共同で設立した国際的な団体で、産業革命前からの世界の気温上昇を、2℃を十分に下回るまたは1.5℃未満に抑えることを目指す「パリ協定」が求める水準となるように、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標策定を企業に推進している。2021年12月20日時点で、世界全体では1,083社、日本国内では148社の企業が認定を取得している。
同社は、持続可能な社会を目指し、脱炭素社会や人と自然が共生できる社会、資源循環型の社会に向けた取り組みを行っている。特にカーボンニュートラルに向けた取り組みをグループ一丸となって加速させており、2021年3月には、2021年にグローバルで生産する全商品の部品調達から商品出荷までの工程においてカーボンニュートラル達成を宣言している。
同社では、今回認定を取得した新たな目標の達成に向けて引き続き、自社でのCO2削減の活動に取り組むとともに、環境に配慮した商品の提供を通じて、顧客におけるCO2排出量の削減を実現するとしている。また、同社では工作機械事業そのものが環境保護に貢献するものと考えており、今後も持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいくとしている。
取り組みの詳細は同社のwebサイトへ↓
https://www.dmgmori.co.jp/corporate/sustainability/index.html