2021年12月分工作機械受注総額は1,392.3億円 日工会
2022年02月03日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年12月分の受注実績は以下の通り。
2021年12月分工作機械受注総額は、1,392.3億円(前月比△4.2% 前年同月比+40.6%)となった。受注総額は、4カ月ぶりの1,400億円割れ。1千億円超は11カ月連続。大型受注が剥落し前月比減少も、内外需とも高水準の受注が継続。
内需は512.0億円(前月比+2.4% 前年同月比+60.8%)で、3カ月ぶりの前月比増で、4カ月連続の500億円超。これまでの回復傾向が継続しており、単月では本年2番目の受注額。
外需は880.3億円(前月比△7.7% 前年同月比+31.0%)で、3カ月ぶりの900億円割れ。主要3極すべてで前月比減少も、大型受注の剥落による影響もあり、旺盛な需要は継続。
今後も受注環境は内外需とも回復が見込まれるものの、新型コロナの感染再発拡大や部材不足や部材・輸送費の高騰等の影響を引き続き注視。
12月分内需
512.0億円(前月比+2.4% 前年同月比+60.8%)。
・4カ月連続の500億円超。12月での500億円超は2018年(571.5億円)以来3年ぶり。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比10カ月連続増加。
・半導体関連を中心に堅調さが続く中、今月は自動車や航空・造船・輸送用機械でも増加。
(出所:日本工作機械工業会)
12月分外需
880.3億円(前月比△7.7% 前年同月比+31.0%)
・3カ月ぶりの900億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比14カ月連続増加。
・主要3極は、すべて前月比減少も900億円に迫る受注が続いており、旺盛な需要は継続。
(出所:日本工作機械工業会)