「新しい考えで金型作りを」日本金型工業会東部支部がオンラインで新年会を開催

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あいさつをする鈴木支部長

 日本金型工業会東部支部(支部長=鈴木教義 鈴木社長)が1月21日、コロナウイルス感染防止の観点からオンラインにて新年会を開いた。
 
 この中で鈴木支部長は、「昨年は新型コロナウイルスの関係で翻弄された年だった。また、世界各国がカーボンニュートラルの目標を公表したり、SDGsへの本格的な行動があった1年だった。また、昨年は半導体不足など品物が調達できないことによる納期遅れなど、ものづくりに対する影響が感じられたのではないか。」と昨年を振り返り、「このような中において、今後の金型づくりを新しい考えで進み、また、日本金型工業会の東部支部として新しい行動をしていかなければならないと考えている。」と意気込みを示した。

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経済産業省 谷 素形材産業室長

 来賓を代表して経済産業省の谷 浩素形材産業室長が、「国際的な脱炭素の流れも加速化している。カーボンニュートラルは燃料やエネルギーの転換だけではなく、鋼材など身近なところの原料・副原料などの供給にも変化をもたらす。脱炭素の影響で皆様や皆さまの顧客にも、さまざまなチャレンジが求められる。2022年はチャンスに満ちあふれていると思われる。」と声援を送った。

 

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日本金型工業会 小出会長

 続いて、日本金型工業会から小出 悟会長(小出製作所社長)が、「変化の多様な状態の中でチャンスもある。工業会が結束をして、どんな方向性に舵を取ればいいのかなど、リモートを活用しながら情報を豊富に収集し、その情報の中から個社の進むべき道を探り当てていただきたいと思っている。皆様のご協力をいただきながら、進ませていただければと思っている。」と述べ、協力を要請した。

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牧野フライス製作所 井上社長

 賛助会員を代表して牧野フライス製作所の井上真一社長が、「コロナ禍において私たちのビジネスも変化をした。グローバルな会議もオンラインで行うので、日本で会議が始まるのは夜の8時からなどと、今までなかった変化がこの1~2年の間に起こった。今年の目標はお各様を支援すること。これをポリシーにして、今年は金型工業会の皆様にお役に立てるアイデアをわれわれからたくさん発信させていただきたい。皆様のアイデアと組み合わせて本当のイノベーションに変えていきたいと思っている。」とあいさつをした。
 

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