DMG MORI SAILING TEAM 若手育成プログラムDMG MORI SAILING ACADEMY始動

220221DMG森 セーリングチーム
造船が進むMini6.50プロトタイプ艇

 DMG MORI SAILING TEAMは、昨年立ち上げた若手育成プログラム「DMG MORI SAILING ACADEMY」の一環として、2022年2月より、若手研修生4名とともにMini6.50艇での研修プログラムを開始した。同チームは、活動方針の一つに掲げる「若手スキッパー、エンジニアの育成」に沿い、外洋セーリングの分野で活躍できる人材の育成に取り組む。また、このプログラムを通した長期的な目標として、日本をはじめアジアにもセーリング文化を広めたいとの考え。

 DMG MORI SAILING ACADEMYは、チームと同じフランスのロリアンに拠点を置き、全長6.5mのMini6.50艇で「Mini Transat 2023(ミニ・トランザット)」への参加を目指す。Mini Transatは、白石康次郎氏がアジア人で初めて完走した単独無寄港無補給の世界一周ヨットレース「Vendée Globe(ヴァンデ・グローブ)」への登竜門として知られ、前回2021年大会では90艇が出場している。現在、チームはロリアンにて新しくMini 6.50プロトタイプ艇を2艇建造している。

 チームは、2022-23年シーズンの本プログラム研修生としてスキッパー研修生2名、コ・スキッパー研修生2名の男女合計4名を選出した。日本からは、以前よりチームの一員としてその実力を証明していた三瓶笙暉古(サンペイ・フェデリコ、スキッパー研修生)と、國米創(コクマイ・ハジメ、コ・スキッパー研修生)が参加する。もう一組のスキッパー候補1名とコ・スキッパー候補1名の枠に対し、世界中から200名以上の応募があった。複数の選考を経て、Laure Galley(ロール・ギャレー、スキッパー研修生)、Alexandre Demange(アレクサンドル・デゥマンジュ、コ・スキッパー研修生)をチームに迎え入れることとなった。
 

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪