2022年2月分工作機械受注総額は1,390.0億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2022年2月分の受注実績は以下の通り。
 2022年2月分工作機械受注総額は、1,390.0億円(前月比△2.7% 前年同月比+31.6%)となった。受注総額は、2カ月ぶりの1,400億円割れ。1千億円超は13カ月連続。足元でリスク要因が多くある中で中外需とも堅調持続。
    
 内需は488.6億円(前月比+10.6% 前年同月比+60.4%)で、前月比は2カ月ぶり増加も、2カ月連続の500億円割れ。国内需要は部材不足等の懸念がある中で半導体関連中心に堅調。

 外需は901.4億円(前月比△8.7% 前年同月比+20.0%)で、前月の大型受注の反動減も、2カ月連続の900億円超と高水準持続。主要3極では、アジアと北米で前月比減少し、欧米はほぼ横ばい。

 今後は部材不足や部材・輸送費の高騰に加え、地政学リスク等が国内外の受注に与える影響を注視。

2月分内需

488.6億円(前月比+10.6% 前年同月比+60.4%)

・2カ月連続の500億円割れ。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比12カ月連続増加。
・オミクロン株の感染拡大の影響は2月も軽微。半導体関連等、電気機械が伸長。

220329日工会内需

(出所:日本工作機械工業会)

2月分外需

901.4億円(前月比△8.7% 前年同月比+20.0%)

・2カ月連続の900億円超。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比16カ月連続増加。
・アメリカと台湾の大型受注の反動減もあり、前月比減少も高水準持続。

220329日工会外需
(出所:日本工作機械工業会)

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