Japan National Orchestra 奈良県と包括連携協定を締結

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 Japan National Orchestra(以下、JNO)は、2月28日、奈良県の文化活動の振興に関し、奈良県と包括連携協定を締結した。奈良県の荒井正吾知事、JNOの会長 川島昭彦氏、社長 反田恭平氏(オンライン参加)が出席し調印式を行った。

 JNOは奈良を拠点に持続的かつ発展的な活動を行い、音楽家自らが活躍の場を創出する場として2021年5月に、森記念製造技術研究財団(DMG森精機の出捐により設立)とNEXUSの出資により設立された。また、奈良県では音楽祭「ムジークフェストなら」を継続して開催するなど、文化活動の振興にかねてより取り組んでいる。

 JNOは音楽活動の充実、交流の促進、担い手の育成、文化振興関連施設の活用促進について、奈良県とこれまで以上に緊密に連携し、DMG森精機の創業の地である奈良県の文化芸術の振興にさらに貢献する方針。具体的には奈良県でのコンサート開催や小・中学生、高校生等への上質なクラシック音楽鑑賞、体験、指導の機会の提供などを想定している。また、反田氏は奈良県の文化政策顧問に就任し、今後奈良県内の音楽活動の充実や音楽活動を通じた交流の促進に関することなどについて、適宜助言・協力を行う。

 また、JNOは、奈良の魅力発信、地域の文化活動活性化に向けた取り組みを推進することを目的として、3月4日に奈良市と魅力発信パートナー宣言式を行い、奈良市の仲川 げん市長、JNOの会長 川島昭彦氏が宣言書へ調印した。この日はピアニストで社長の反田恭平氏、ヴァイオリニスト・JNOコンサートマスター 岡本誠司氏、チェリスト 水野優也氏も参加し、演奏を披露した。
 

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