MOLDINO 高送りラジアスミル「TD4N」に高硬度材加工用材種〝JP4105〟を追加

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 MOLDINOがこのほど荒加工用工具アルファ高送りラジアスミル「TD4N」に高硬度材加工用材種〝JP4105〟のインサートを追加した。

 2016年6月に発売した「TD4N」は、高送り工具では常識とされていた削り残しを低減する独自の工具形状と、両面4コーナ使用可能なインサートの経済性により、主に金型の荒加工において高い好評を博していたが、従来のインサートには50HRC以上の高硬度材加工に対応するラインナップがなく、プレス金型や鍛造金型などの硬い被削材のアプリケーションに対応できなかった。今回追加された高硬度材加工用材種〝JP4105〟により「TD4N」にプレス金型や鍛造金型などの高硬度材を幅広く加工することが可能となった。

TD4Nの特長とメリット

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「TD4Nは切刃形状を見直すことにより削り残しを削減。従来品に比べ次工程工具の負担を最大40%軽減することが可能


(1)能率を損なうことなく、「削り残し量」を従来の0.5mmから0.2mm以下に低減することで次工程工具の負荷を最大で40%削減する。
(2)優れた切りくず排出性により、突発的な破損トラブルを低減し高能率な加工を実現する。
(3)経済性に優れた両面使用可能な4コーナインサートを採用している。
(4)高硬度材加工用材種JP4105は50HRC以上の高硬度材で能力を発揮し、高精度なG級インサートで工具寿命のばらつきを抑制する。

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従来品との工具寿命比較

 

■インサート”JP4105”の推奨できる加工用途
 プレス金型・鍛造金型・ダイカスト金型などで50HRC以上の高硬度材の荒加工

■仕様(追加発売品)
 ENGU0603ER-C:JP4105 1アイテム

■価格
 ¥1,600(消費税別)
 

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