アマダ 多関節ロボット・プレス高速ラインシステム「ARPAS」販売開始

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 アマダプレスシステムが、このほど、プレスマシン間における加工製品の搬送スピードが大幅に向上した多関節ロボット・プレス高速ラインシステム「ARPAS(アルパス)」の販売を開始した。

 新商品の「ARPAS」は、プレス加工とワーク搬送において、2軸サーボロボットラインでの協調制御を応用し、6軸多関節ロボットを活用したWAVE協調制御運転を実現したことで、生産タクトが飛躍的に向上している。従来の多関節ロボットプレスラインでは、プレスの加工スライドの上部到達を待ってから規則的にワークを搬送する交互運転であったため、ムダな時間が生じていたが、「ARPAS」の WAVE 協調制御運転は、プレスマシンと搬送ロボットの動作をオーバーラップさせながらワーク搬送を行うことが可能なため、加工までの時間を最短化する。これにより、生産タクトを上げることが可能となった。

 近年、プレス加工の現場では少子高齢化に加え熟練技能者の引退などの人手不足を背景に、自動化や、段取り・操作の簡易化に対するニーズが高まっている。このような課題に対して同社では、「人手不足を解消する自動化システムの『ARPAS』は、視認性・操作性に優れた「iⅢ」制御搭載のサーボプレスを活用しているため、オペレーターによる段取り操作の簡易化や作業負担の削減が可能となり、生産性の向上に貢献します。当社は、これからも経営方針『グローバルに最適なプレスシステムを提供できる企業を目指す』をもとに、お客さまの製造現場を総合的な視点で捉え、課題解決をサポートすることにより、広くモノづくりに貢献してまいります」と意気込みを示している。

主な特長

(1)高速搬送とラインの省スペース化を実現 
 従来、プレスマシンの側面に配置している制御盤を後面に配置することもでき、プレス間のピッチを約20%短縮する。これにより、ラインの省スペース化だけでなく高速搬送に貢献する。6軸多関節ロボットラインシステムのWAVE協調制御運転により、従来の交互運 転に比べて生産性が約50%向上する。顧客の加工製品やラインレイアウトに合わせ、柔軟に対応する。

(2)自動ハンド交換システムによる長時間連続稼働(オプション)
 6軸多関節ロボットの持ち手となる搬送ハンドの交換を自動化した。段取り時間を短縮 し省力化に貢献するだけでなく、ラインの長時間連続稼働が可能になった。長年好評を博している、顧客のニーズにあわせた多種多様な同社独自の搬送ハンドを選択可能。

(3)カメラ監視による稼働支援を実現(オプション)
 搬送状態とラインを監視するカメラを設置することで、加工時の映像を記録する。異常や停止が発生した際、作業者はその前後の映像と内部デバイス情報から原因を確認でき、早期 復旧が可能。

仕様

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