2022年4月分工作機械受注総額は1,555.0億円 日工会
2022年06月09日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2022年4月分の受注実績は以下の通り。
2022年4月分工作機械受注総額は、1,555.0億円(前月比△6.8% 前年同月比+25.0%)となった。受注総額は、2カ月連続の1,500円超で単月として過去8番目、4月としては2018年(1630.6億円)に次ぐ過去2番目。1,000億円超は15カ月連続。
内需は531.8億円(前月比△11.7% 前年同月比+47.4%)で、半導体関連等を中心に堅調さが続くなか、自動車関連でも回復の動きが見られ、2カ月連続の500億円超。
外需は1,018.2億円(前月比△4.0% 前年同月比+15.8%)で、2カ月連続の1,000億円超で、単月としては過去5番目。4月としては過去最高で、主要3極とも高水準の受注が継続。
4月時点でも部品不足や地政学リスク、中国のロックダウン等のリスク要因は顕在化していないものの、今後の動向を注視。
4月分内需
531.8億円(前月比△11.7% 前年同月比+47.4%)。
・2カ月連続の500億円超。4月の500億円超は2018年(685億円)以来3年ぶり。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比14カ月連続増加。
・期末効果があった前月の反動減は見られたものの、底堅い需要が継続。
(出所:日本工作機械工業会)
4月分外需
1,018.2億円(前月比△4.0% 前年同月比+15.8%)
・2カ月連続の1,000億円超。単月では過去5番目、4月としては初の1,000億円超。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比18カ月連続増加。
・底堅い中国や好調が続く北米を始め、主要3極全てで堅調持続。
(出所:日本工作機械工業会)