マパール 費用対効果と生産性の向上を実現する「MEGA-Speed-Drill-Titan(メガ・スピードドリル-チタン)」を新発売

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 マパールがこのほどチタンを加工するための製品ラインナップを拡張した。「MEGA-Speed-Drill-Titan(メガ・スピードドリル-チタン)」は、可能な限り生産性を最大化し加工コストを効率良く低減することを目的に開発された工具だ。

 同社によると、「航空機製造の組立エリアではクーラントが使用できないか、アセンブリがすでに完成しているため少量の潤滑油しか使用できないのに対し、マシニングセンタでの部品製造ではクーラントを使用してチタンを効率的に加工できる」という。同社の「メガ・スピードドリル-チタン」は、最適な真円度の穴加工を実現するために4つのガイドマージンを備えている。凸状の切れ刃と最適なコーティングにより、工具寿命は最大30%に延長される。

 主切れ刃へのクーラントの流れを最大にするために、クーラント突出方向はドリル溝の方向は開いていないが、クーラントは外周面に沿って後方に導かれるので、外周マージンは最大の冷却を可能にし、発生した熱を効果的に除去する。

 また、加工時に可能な限り小さく分断された切りくずが生成され、新たに設計したドリル溝から排出されます。メガ・スピードドリル-チタンを使用して製造される代表的な部品は、航空宇宙産業界の構造部品、主翼ボックスのブラケットや、多数の穴があけられたランディングギアなどで、切削速度は 40 m/min まで上げられる。

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