2022年6月分工作機械受注総額は1,547.1億円 日工会
2022年07月30日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2022年6月分の受注実績は以下の通り。
2022年6月分工作機械受注総額は、1,547.1億円(前月比+0.9% 前年同月比+17.1%)となった。受注総額は、4カ月連続の1,500円超で単月として過去9番目、6月では2,018年(1,592億円)に次ぐ過去2番目。1,000億円超は17カ月連続。
内需は586.5億円(前月比+18.5% 前年同月比+31.3%)で、半導体関連等を中心とした堅調持続の中、6月は補助金効果もあり3カ月ぶりの550億円超。
外需は960.6億円(前月比△7.5% 前年同月比+9.9%)で、4カ月ぶりの1,000億円割れも、6月としては2018年(963.1億円)に次ぐ過去2番目となるなど高水準の受注が継続。
6月の受注は内外需とも好調を維持しながらも、地政学リスクや金利上昇に伴う影響が窺われ、感染再拡大の影響を含め今後の動向を注視。
6月分内需
586.5億円(前月比+18.5% 前年同月比+31.3%)。
・3カ月ぶりの500億円超。前月比3カ月ぶり増加。前年同月比16カ月連続増加。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比16カ月連続増加。
・国内需要はこれまでの堅調さに加え、補助金効果も加わり高水準を記録。
(出所:日本工作機械工業会)
6月分外需
960.6億円(前月比△7.5% 前年同月比+9.9%)
・4カ月ぶりの1,000億円割れも単月では過去13番目、6月としては過去2番目。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比20カ月連続増加。
・欧米では前月から減少したものの、アジアは中国を中心に増加し、概ね堅調持続。
(出所:日本工作機械工業会)