【工作機械編】「JIMTOF2022」注目各社の見どころはコレだ!

デジタル化と自動化で生産性UP! 業界初のマシンも登場!
●アマダ

k1
アマダマシナリー DPG-150

 アマダは「未来につながるエンジニアリング~アマダが変わる、進化する~」をテーマに掲げ、国内初披露となる新NC装置「AMBC 4ie」を搭載した新製品LBCテクノロジー搭載ファイバーレーザマシン「VENTIS₋3015AJe」や電動サーボベンディングマシン「EGB-eシリーズ」展示する。アマダマシナリーは業界初のデジタルプロジェクターを搭載したプロファイル研削盤「DPG-150」と高精密成型研削盤「MEISTER-G3 UP」の新仕様「工具研削仕様」を出展する。中でも「DPG-150」は、被加工物とといしをよりはっきりと見ることができ、かつ視野範囲も大きく広がるうえ、操作性も向上し、スマートフォンのように操作できる。

合計8機種展示! 新しい研削盤シリーズが会場でリリースされる!
●岡本工作機械製作所

k2
PSG127CA-iQ

 岡本工作機械製作所は、合計8機種の研削盤の展示を行う。まったく新しい機械設計構造とデザイン、機上計測や最新のセンサー技術を活用した超精密研削のスキルレス化に注目したい。今回はロボットによる自動化や従来には販売ラインナップになかった全く新しい研削盤シリーズのリリースも会場で行うので要チェック! 新シリーズの注目はCNC精密平面研削盤「PSG127CA-iQ」シリーズ。電気自動車向け大型金型や半導体関連製造装置の部品加工をターゲットとしており、3D解析によって平面研削盤に最適な構造を再設計、同サイズで市場に浸透しているコラム構造を採用したミライの平面研削盤となる。同社では、「最先端の研削盤がズラリと並ぶ岡本工作機械製作所ブースにお立ち寄りください!」と意気込みを示している。

最先端技術やDXに対応した第5世代マシンを4機種出展!
●キタムラ機械

k3
MedCenter5AX

 キタムラ機械は、今回、初期投資を最小にした自動化を提案する。最先端技術やDXに対応した第5世代マシニングセンターを4機種出品し、納入後でも多面自動パレット交換装置(APC)や大容量自動工具交換装置(ATC)へのアップグレードが可能な点を訴える。2008年に業界初のアイコン操作を可能にした独自のCNC装置「Arumatik-Mi」は、4,000台以上の納入実績があり、初号機でもアップグレードが可能だ。1台でIoTが完結可能な「Anywhere-Remote」機能やAIによる機械加工の自動運転が可能な「Auto-Part-Producer」機能の進化についても紹介する。同時5軸制御立形MC「MedCenter5AX」は、1.2m×2.0mの世界最小の設置スペースの中に、40本の大容量工具マガジンを内蔵し、医療機器、半導体製造装置、通信機器、EV関連機器の高速・精密加工に最高のコストパーフォーマンスを発揮する。

加工と計測のSmart化を提案
●黒田精工

k4
GS-126CVs

 KURODAは、加工と計測のスマート化を提案する。展示の目玉となるのは、精密平面研削盤「GS-126CVs」。このマシンは、高機能と高精度に加え、省スペース化、環境対応を具現化し、大型ワーク加工用に開発したもので、左右送りに自社製専用設計の精密ボールねじを採用し、スペース、電力、熱量の大幅削減を実現した。また、メンテナンスの簡易化、油圧関連コストの削減にも貢献する。コラム式の採用により快適な作業に繋げ、様々な加工が簡単に行える操作ソフト、加工精度と時間の劇的な向上を実現するウルトラファインバブル、省人化を可能にする機上計測システムなど、豊富なオプションを用意しているのも嬉しい。併せて精密ギアや同芯度が必要とされる丸物ワークの加工、測定用のクランプ治具「ハイドロリックツール」も展示する。

「粗加工から仕上げ加工まで」がコンセプト
●芝浦機械

k5
MPC-3120H

 芝浦機械の一押し製品は、門形マシニングセンタ「MPC-3120H」。このマシンは、金型加工を中心としたあらゆる加工に対応できる汎用性が特徴の門形機だ。「荒加工から仕上げ加工まで」をコンセプトとし、多種多様なアタッチメント交換により加工工程を集約することを目的に開発された。金型サイズの95%以上に対応できるよう、柔軟性を持った機械サイズを用意しており、ユーザーの設置スペースやワークサイズに合わせた提案が可能である。安定した加工精度と生産性を確保することで、加工現場の経済効果を高めてくれる期待のマシンだ。

「工程集約/自動化/DX・GX」がテーマ
●DMG森精機

k6
LASERTEC 3000 DED hybrid

 DMG森精機のテーマは、「工程集約/自動化/DX・GX」。5軸加工機・複合加工機による工程集約の提案や生産性向上に貢献する自動化システム、顧客をサポートするデジタルサービス、さらにCO2排出量削減に貢献する製品・技術、取り組みを提案してくれる。今回の目玉のひとつは、日本初出展となる「LASERTEC 3000 DED hybrid」。なお、期間中は3DCGソフトウェアによるフルCG制作(4K画質)のデジタルツインで同社ブースを再現し、同社特設Webサイトにて公開する。同社では、「会場にお越しになれない方々にもぜひご来訪いただき、デジタルならではの体験をお楽しみください。」としている。 

INCREDIBLEな新規開発7機種を発表
●ナガセインテグレックス

k7
SGX-126

 ナガセインテグレックスは7つの新規開発したマシンを展示。今回は〝異次元の超越精密〟を提案する同社。独自のマシン開発手法である「IGTARP DESIGN」(イグタープデザイン)を7機種中6機種に採用している点にも注目したい。中でも特に注目したいのは新世代ミドルレンジ高精度門形平面研削盤「SGX-126SL2D-Neo3」。このマシンは、従来の概念を覆す全く新しい本体構造が特長で3点支持高剛性ベッド構造を採用している。他にも業界初の研削加工支援アプリGRINDROIDⓇ」、加工現場の砥面予報士「GRIDE EYE」など新規開発機及び多彩な周辺機器も展示する。

テーマは「お客様の機械をライフサイクルでご支援」
●牧野技術サービス

k8
ブース内で点検内容を相談することもできる

 牧野フライス製工作機械のアフターサービスを担う牧野技術サービスでは、「お客様の機械をライフサイクルでご支援」をテーマに、様々なソリューションを提案する。目玉は「マキノマシンケアパッケージ」。故障履歴や稼働状況、被削材などの加工条件などに応じて点検内容をパーソナライズできる新しい点検サービスだ。ブースではその場で点検内容を相談することもできる。また、関心度の高いSDGsの観点では、オーバーホールやレトロフィットにも注目したい。メーカ直系のサービス会社だからこそできる信頼性の高いオーバーホール、アフターケアも安心のレトロフィットは既設機の有効活用には必見である。

工具製造に必要な「ブランク研削」「工具研削」「測定」をカバー
●牧野フライス精機

k9
「monocam2」を搭載した「GE30FX」

 牧野フライス精機は、「工具製造」に必要な「ブランク研削」「工具研削」「測定」の3工程をカバーするトータルな展示がテーマ。一押し製品は、ドリルの様々な箇所を機内で測定/補正可能な内蔵型マイクロビジョンシステム「monocam2」を搭載した、高精密CNC工具研削盤「AGE30FX」だ。最も注目したいのは、目玉となるこのマシンで世界初となる画像認識技術を使用したドリル刃先のホーニング加工を初実演すること。その他、新製品として簡易型工具検査装置「pomMZmicro」を出品。卓上型のコンパクトな工具測定器で、ドリルやエンドミル等の各種切削工具を高性能・高解像カメラで撮影し、直感的な操作で素早く、正確に測定を行う事が可能だ。

「Promise of Performance」の精神で生産性向上への期待に応えるマシン群
●牧野フライス製作所

k19
a900Z

 牧野フライス製作所の出展テーマは「Promise of Performance」。生産性向上・省人化・SDGsへの貢献など同社に寄せられる製品・サービスへの期待に応える決意を込めたキャッチだ。目玉となる半導体部品加工向け横形5軸制御マシニングセンタ「a900Z」、大型化する金型向け立形5軸制御マシニングセンタ「V100S」の2機種は加工領域・動的精度・加工面・使いやすさを、高精度金型向けワイヤ放電加工機「UPX600」は油加工液仕様より加工速度が速く、少ない加工回数で形状精度および加工面の向上をそれぞれ紹介、金型・半導体・次世代自動車・医療などの各分野に向けて提案をする。また、特設コーナーにて、近年注目されている宇宙開発分野におけるサンプルの展示も行う。

究極の精度、「人」と「技術」を未来へ
●三井精機工業

k10
J350G

 三井精機工業は、究極の精度、『「人」と「技術」を未来へ』をテーマに、精度と品質にこだわった製品を展示する。今回はプレシジョンセンタ「PJ303」、5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55 XⅢ」、高精度ジグ研削盤「J350G」、超高精度横型ジグボーラー「H6E」の4台と省エネ性能を極めた水潤滑インバータコンプレッサ「i-14022AX2-R」を展示。中でも注目したいのはジグ研削盤「J350G」で、このマシンは高精度金型や光学関連、測定関連の部品加工などに使われる最終仕上げを目的としたもので、クラス最大の砥石自動切り込みストロークを持つのが特長。今回は新たに砥石自動交換装置(ATC)と自動計測補正装置を付加し、高精度研削加工の自動化を提案する。

次世代を担う最新5軸マシニングセンタが遂に登場!
●安田工業

k12
YBM Vi50

 安田工業の目玉となるマシンは、EVや次世代航空機、半導体製造装置分野など、最先端エンジニアリングの加工ニーズに応える新鋭機「YBM Vi50」。オールマイティーな分野の高精度5 軸加工機として好評の「YBM Vi40」をさらにサイズアップしたマシンだ。 φ650mm×H500mm、重量500kgまでの大型ワークに対応可能。YBM Vi40のDNAを受け継ぎながら新たに専用設計された機械構造により、φ650mm×H500mm、重量500kgまでの大型ワークに対応可能となり、期待通りの高精度・高面品位加工、高い位置決めを可能にした。もちろんYASDA伝統の熱変位対策を徹底し、機械本来のポテンシャルを最大限に発揮するための支援ソフトウェアも充実。同社では、「YBM Vi 50 は新時代の高精度加工を大きくリードします!」と自信を見せる。

「カーボンニュートラルに向けたマザックのデジタル製造ソリューション」
●ヤマザキマザック

k13
HCN-5000 NEO

 ヤマザキマザックの出展テーマは、「カーボンニュートラルに向けたマザックのデジタル製造ソリューション」。環境性能を高めた新製品に加えて、デジタル化・省人化ニーズに対応する出展を行う。今回の目玉となるのは、消費電力を大幅に削減した新製品「HCN-5000 NEO」。この新型機には、クーラントタンク内のスラッジを効率的に回収する新開発のクーラントシステム(オプション)を展開している。NC装置のエナジーセーバー機能により切削量に合わせてクーラントの流量や吐出量を最適化するうえ、スラッジの堆積を減らすことでメンテナンスコストを削減すると同時にクーラント寿命が延長し、廃油量の削減にも貢献するマシンだ。これらの機能により消費電力を約50%削減に成功! 顧客の環境負荷低減と生産性向上を両立した新製品だ。

オペレータの感性を重視したマシン群を展示
●碌々産業

k14
MEGAⅦ-600 concept

 碌々産業は、超高精度高速微細加工機「Vision-300」、超高精度高速加工機5軸仕様「AndroidⅡ/5AXP」、新型微細加工機「MEGAⅦ-600 concept」の3機種を展示する。同社では、〝オペレータの感性がAI技術ではなし得ない新たなイノベーションを創出する鍵〟と考えており、オペレータの感性や操作性を手助けするソフト&ハード作りを目指しており、マシンにはオペレータの操作性をサポートする「MA-OS1」、オペレータの感性をサポートする見える化システム「M-Kit」 「Advanced M-Kit」を搭載していることにも注目したい。また自動洗浄、機上計測、追い込み加工を実現した「Cosmos」システムも出展する。出展機の他に、最新工具、CAM技術、「Cosmos」システム、小径狭ピッチ穴加工サイクル、生産性を飛躍させた高速穴明サイクル等にて実現した多数の「微細加工サンプル」にも要チェック!

20211月sg_mol_edt_