日本工作機械販売協会東部地区が忘年懇親会を開く

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あいさつをする髙田会長

 日本工作機械販売協会(会長=髙田研至 井高社長)東部地区が12月2日、KKRホテル東京(東京都千代田区大手町)で、新型コロナウイルス対策で参列者が集中しないよう配慮がなされたなか、懇親会を開催した。

 懇親会に先立ち、文藝春秋執行役員の新谷 学 氏が「スクープに見る企業の危機管理」をテーマに講演をしたあと、会場を移して懇親会が開かれた。

 挨拶に立った井高会長は、「11月に開催されたJIMTOFが大きなイベントであった。来場した方たちが真剣に話しをされ、様々な新製品をしっかり見られていたのを拝見し、やっぱりリアルは良いものだと感じた。われわれ商社としてもお客様をお連れし、メーカー様と引き合わせることがコーディネーターとして大切な役割だと感じた。」と感想を述べたあと、「日工会の今年の予測は1兆7500億円で過去2番目の数字となっている。来年の予測では少々減少しそうとの見方もあるが、日工販の会長としての思いとしては、1兆7500億円から1兆8000億円を予測したい。一般機械としては環境対策など様々なもので設備が必要になると思っている。」と、期待を込めた。

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豊田東部地区委員長

 引き続き、 豊田直樹 東部地区委員長(兼松KGK 取締役)が、「今年1年を振り返ると、米中関係の問題があるが、半導体関係は好調だったが多少在庫調整が入ったと話も聞く。今年は日工会の数字でも1兆7500億円、これは間違いなく達成できるだろうと言われている。この数字は2018年に次ぐ過去2番目の記録であり、われわれの業界では非常に良い1年だったと思う。その一方、様々な不安要素があり、混沌とした状態も避けられないのではいかと感じているが、皆様と一緒にこの業界を盛り上げていきたい。」とあいさつをした。

 和やかな雰囲気のなかで懇親を深めたあと散会した。
 

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