2022年11月分工作機械受注総額は1,341.9億円 日工会
2022年12月31日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2022年11月分の受注実績は以下の通り。
2022年11月分工作機械受注総額は、1,341.9億円(前月比△4.9% 前年同月比△7.7%)となった。受注総額は、3カ月ぶりの1,400億円割れ。1,000億円超は22カ月連続。受注額は高水準も本年最低額で、外需を中心に頭打ち感あり。
内需は456.7億円(前月比+2.5% 前年同月比△8.7%)で、2カ月ぶりの450億円超。JIMTOF効果や補助金採択分等により前年比増加も、前年同月比は3カ月連続減少。
外需は885.2億円(前月比△8.3% 前年同月比△7.2%)で、3カ月ぶりの900億円割れ。アジアと北米が前月から減少も受注額は主要3極ともおおむね高水準持続。
11月の受注は落ち着きが見られるも、依然高レベルの受注が継続。今後も金融動向や世界経済の先行きなどを注視。
11月分内需
456.7億円(前月比+2.5% 前年同月比△8.7%)。
・2カ月連続の500億円割れ。2カ月ぶりの450億円超。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比3カ月連続減少。
・JIMTOF効果で一般機械等は増加も自動車等は減少し、前月比の伸びは僅少。
(出所:日本工作機械工業会)
11月分外需
885.2億円(前月比△8.3% 前年同月比△7.2%)
・2カ月ぶりの900億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比2カ月連続減少。
・22年前半の勢いは落ち着くも、21年3月以降を見ると横ばい圏内の動き。
(出所:日本工作機械工業会)