「新時代を迎えた」日本工作機器工業会が賀詞交歓会を開く

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意気込みを示す寺町社長

 日本工作機器工業会(会長=寺町彰博 THK社長)が、1月16日、都内の芝パークホテル(東京都港区)で新年賀詞交歓会を開いた。

 あいさつに立った寺町会長は、2023年度の見通しについて「FA関連は内需もしっかりしており動いていくだろうということで微増ではあるが、2,250億円を予定している。世界経済が回復方向にいくと私自身は感じており、後半に期待している。」と述べたうえで、「AIやロボットも進展して新時代を迎え、時代が大きく変わると感じている。この変化に対してどう対応していけるかがこれからの日本の命運を握ることになることから、連携をさらに深めなければならないと思っている。当工業会もその他の関連諸団体との情報交換を密にしていきたい。また、DXやGXは必須であるため、理解を深めるための勉強会を増やしていく。」と意気込みを示した。

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あいさつをする経産省 安田 産業機械課長

 来賓を代表して経済産業省製造産業局の安田 篤 産業機械課長があいさつをした。この中で安田課長は、「ボールねじやリニアガイドをはじめとした工作機器については、精度を高める、あるいは耐久性を高める等々の性能アップに不可欠な機械である。ユーザー、ものづくりの基盤を支えていると認識をしている。昨年末に補正予算が成立したが、その中でもDX、GXを後押しする補助金のメニューがある。DX、GXを促進する取り組みを皆さま方と一緒に取り組んでいきたい。」と声援を送った。

 乾杯の発声を北川祐治副会長(北川鉄工所 会長兼社長)が行い、参会者は懇親を深めた。
 

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