オーエスジーが特例子会社を設立 ~障がい者雇用で地域貢献に取り組む~

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市長訪問

 オーエスジー(社長=大沢伸朗氏)の子会社、オーエスジーアクティブ(社長=田中秀典氏)が12月13日特例子会社として認可され、オーエスジー全体の障がい者雇用を創出し、地域貢献のための事業を開始した。

 豊川市で唯一認可されている特例子会社であるオーエスジーアクティブについて、オーエスジーの大沢社長とオーエスジーアクティブの田中社長が2023年1月16日、豊川市竹本市長を表敬訪問し、事業開始にあたって事業概要の説明等を行った。

 オーエスジーアクティブは、親会社のオーエスジーが目指す「ESG経営」の中の障がい者雇用の分野を主に担っていく企業。特例子会社として親会社から独立した最大の理由に、「別会社になれば、障がいを持った方の障がい内容や特性に配慮した就業規程の策定が容易になり、特例子会社になれば、法定雇用率の面でも、親会社に貢献できる。」ことを挙げている。

 オーエスジーによると、「多くの企業では、1日8時間・週5日働くことを前提とした就業規程が定められているが、障害を持たれた方の中には、そこまで働けない方々も数多く存在する。しかし、企業全体から見れば少数である障がいを持たれた方々のために、会社全体の規程を見直すことは容易ではないが、独立した会社であれば柔軟に規程を策定できる。現在は、障がい特性や家庭環境も見据えながら、個人単位で始業時間を1時間遅らせたり、終業時間を早めたりして1日の就業時間を6時間や7時間に設定するなど、障がいを持たれた方々各個人にあった就業時間を設定し、働きやすい環境を整えている。もちろん、1日8時間働ける方はオーエスジーの就業規則通りの8時間で働いていただいている。」と特定子会社設立の目的を述べている。

 今後については、「例えば精神障がいの方が中心になりますが、数か月に一度の通院日を特別有給にするなど、障がいを持たれた方々がより安心して働けるような規定なども考えていく。法定雇用率の達成・維持を前提として、障がいを持たれた方々が安心して働き、それぞれの職場で躍動し、輝けるような環境を作り、障がいを持たれた方々と共に、地域の方々とも協力して地域貢献や社会貢献を推進していく。」としている。
 

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新城工場内洗浄作業の様子

 

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