2023年3月分工作機械受注総額は1,410.2億円

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2023年3月分の受注実績は以下の通り。

 2023年3月分工作機械受注総額は、1,410.2億円(前月比+13.6% 前年同月比△15.2%)となった。受注総額は、3カ月ぶりの1,400億円超。1,000億円超は26カ月連続。内需を中心に期末効果が見られる等、堅調水準を維持。

 内需は493.7億円(前月比+26.8% 前年同月比△18.0%)で、期末効果により前月比増加し、4カ月ぶりの450億円超。全11業種中10業種が前年同月比増加も、9業種は前年同月比減少。

 外需は916.5億円(前月比+7.6% 前年同月比△13.6%)で、主要3極全てで前月比増加し、3カ月ぶりの900億円超。21年3月以降、25カ月連続で800億円を声、総じて高水準が継続。

 3月の受注は市場がやや弱含む中にあっても、期末効果等により、堅調水準が継続。今後も金融動向や世界経済の先行き等を注視。

3月分内需

493.7億円(前月比+26.8% 前年同月比△18.0%)。

・3カ月ぶりの450億円超。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比7カ月連続減少。
・半導体や自動車関連等で依然力強さに欠けるも、期末効果により前月比増加。

230423日工会1

(出所:日本工作機械工業会)

3月分外需

916.5億円(前月比+7.6% 前年同月比△13.6%)

・3カ月ぶりの900億円超。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比3カ月連続減少。
・米国で大きく増加したほか、アジア、欧州でも全血比増加し、高水準持続。
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(出所:日本工作機械工業会)

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