2023年6月分工作機械受注総額は1195.5億円 日工会

日本工作機械工業会がこのほどまとめた2023年6月分の受注実績は以下の通り。

 2023年6月分工作機械受注総額は、1220.3億円(前月比+2.1% 前年同月比△21.1%)となった。受注総額は、外需が前月比微減も内需が増加し、2カ月ぶりの1,200億円超。調整局面の中でも底堅い動きが続く。1,000億円超は29カ月連続。

 内需は408.5億円(前月比+8.0% 前年同月比△30.4%)で、5月からの稼働日増、補助金効果等により、2カ月ぶりの400億円超。自動車や半導体関連では調整局面続く。

 外需は811.8億円(前月比△0.7% 前年同月比△15.5%)で、2カ月連続の850億円割れも、800億円超は28カ月連続。欧州、北米は前月比増加も。中国が減少し、外需計も微減。

 6月の受注は内外需ともこれまでの市況に大きな変化は見られず。調整局面からの持ち直しの時期について、今後の動向を注視。

6月分内需

408.5億円(前月比+8.0% 前年同月比△30.4%)。

・2カ月ぶりの400億円超。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比10カ月連続減少。
・補助金効果(R4 補正省エネ補助金1次公募分)が内需を押し上げる。

230830日工会内需

(出所:日本工作機械工業会)

6月分外需

811.8億円(前月比△0.7% 前年同月比△15.5%)

・2カ月連続の850億円割れ。28カ月連続の800億円超も本年最低額。
・前月比3カ月連続減少。前年同月比6カ月連続減少。
・中国が大きく減少したモノの、欧米は底堅い動きが継続。

230730日工会外需


(出所:日本工作機械工業会)

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