黒田精工 富津工場に太陽光パネルを設置 ~再生可能エネルギーの活用を推進~

230925黒田精工

 ⿊⽥精⼯がこのほど、CO2排出量削減施策の一環として再生可能エネルギーの活用を推進するため、富津⼯場に太陽光パネルを設置し、9月1日に発電を開始した。

 オンサイト自家消費型太陽光発電サービス(PPA モデル/第三者所有モデル)を活用し、富津⼯場内にTL⼯場棟の屋根スペースを提供し、エネルギーサービス事業者であるSMFLみらいパートナーズが容量565Wの⾼出⼒太陽光パネルを874 枚設置した。パネル容量は493.8kW となり、発電量は年間552MWh を⾒込んでいる。この太陽光発電設備の導入により、CO2 排出量を年間約260t 削減できる⾒込み。

 同社は既に2020年5月から、かずさアカデミア⼯場の屋根に設置した太陽光発電設備で発電した電⼒を購入しており、今回はPPAモデルによる再生可能エネルギー導入第2弾となる。

 同社は、地球温暖化に伴う気候変動は人類が直面している最大のリスクの一つであると捉え、社会的責任を負う企業として、温暖化対策への取り組みを積極的に⾏っている。電⼒消費量の削減に寄与する技術開発、例えば⾼効率モーターの実現に資する⾦型技術の開発や、油空圧式に比べ消費電⼒を削減できる電動式アクチュエータの開発などに取り組んでいたが、国内⼯場で排出するCO2(Scope1+Scope2)を2018 年度対比で2030年度までに40%、2050年度までに実質ゼロとする目標を⽴て、そのために必要な設備投資や運用改善等による省エネ対策を引き続き実施していく計画。

 今後、PPAモデルを活用して⻑野⼯場にも太陽光発電設備を導入する方針。
 

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