日本建設機械工業会 2023年9月分 建設機械出荷金額まとまる

 日本建設機械工業会がこのほどまとめた2023年9月の建設機械出荷金額は次の通り。

■概要(増減は前年同月比)
 9月の建設機械出荷金額は、内需は6.9%増加の1,167億円、外需は4.7%増加の2,334億円となった。その結果、内需は15カ月連続の増加、外需は35カ月連続の増加となった。総合計では5.4%増加の3,501億円となり、35カ月連続の増加となった。

■内外需別(同上)
(1)内需

 機種別に見ると、トラクタは46.3%増加の158億円、油圧ショベルは11.4%増加の331億円、ミニショベルは24.4%増加の97億円、コンクリート機械は28.1%増加の48億円、油圧ブレーカ・圧砕機は13.1%増加の29億円の5機種が増加した。また、補給部品も1.3%増加の120億円となった。

(2)外需
 機種別に見ると、ミニショベルは31.5%増加の412億円、建設用クレーンは51.5%増加の101億円、道路機械は32.1%増加の49億円、コンクリート機械は69.5%増加の2億円、基礎機械は162.2%増加の5億円、その他建設機械は19.4%増加の339億円の6機種が増加した。
地域別に見ると、欧州が14カ月連続で増加、北米も2カ月連続で増加するなど、全9地域中、6地域で増加した。
 

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