2023年11月分工作機械受注総額は1,159.0億円
2024年01月17日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2023年11月分の受注実績は以下の通り。
2023年11月分工作機械受注総額は、1,159.0億円(前月比+3.4% 前年同月比△13.6%)となった。受注総額は、前月比増加も2カ月連続の1,200億円割れ。内外需とも調整局面が続く。1,000億円超は34カ月連続。
内需は327.0億円(前月比△2.8% 前年同月比△28.4%)で、2カ月連続の350億円割れ。前年同月比も3割近い減少と勢いが弱く、全般的に調整局面が継続。
外需は832.0億円(前月比△+6.1% 前年同月比△6.0%)で、アジアと欧州で前月比増加し、2カ月ぶりの800億円超。アメリカ、ドイツ等は高水準の受注が続き、中国も底堅い動き。
11月の受注は外需が下支えする形となったが、受注状況に大きな変化は見られておらず、今後の持ち直しの時期等、動向を注視。
11月分内需
327.0億円(前月比△2.8% 前年同月比△28.4%)。
・2カ月連続の350億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比15カ月連続減少。
・内需は2カ月連続で本年最低額となり、緩やかな減少傾向が続く。
(出所:日本工作機械工業会)
11月分外需
832.0億円(前月比+6.1% 前年同月比△6.0%)
・2カ月ぶりの800億円超。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比11カ月連続減少。
・主要3極はアジアと欧州が前月比増加し、北米も高水準を維持するなど堅調持続。
(出所:日本工作機械工業会)