2024年1月分工作機械受注総額は1,270.9億円
2024年02月25日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年1月分の受注実績は以下の通り。
2024年1月分工作機械受注総額は、1,109.6億円(前月比△12.7% 前年同月比△14.0%)となった。受注総額は、大型受注の剥落や正月休みによる営業日減等で、2カ月ぶりの1,200億円割れ。外需は底堅さがあるものの、内需は力強さに欠ける。
内需は306.0億円(前月比△20.0% 前年同月比△29.5%)で、正月休みによる営業日減もあり、2021年2月(304.7億円)以来、35カ月ぶりの310億円割れとやや低調。
外需は803.6億円(前月比△9.5% 前年同月比△6.2%)で、主要3局すべて前月比減少。2カ月ぶりの850億円割れも、3カ月連続で800億円超を維持するなど底堅い動き。
1月の受注は季節要因により減少も、全体的に緩やかな減速傾向。今後の持ち直しの時期等、動向を注視。
1月分内需
306.0億円(前月比△20.0% 前年同月比△29.5%)。
・2カ月ぶりの350億円割れ。2021年2月(304.7億円)以来、35カ月ぶりの310億円割れ。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比17カ月連続減少。
・内需は大型受注の剥落や季節要因で前月比2割減で、緩やかな減少傾向。
(出所:日本工作機械工業会)
1月分外需
803.6億円(前月比△9.5% 前年同月比△6.2%)
・3カ月ぶりの850億円割れも、3カ月連続の800億円超。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比13カ月連続減少。
・主要3局はすべて前月比減少も800億円を超える受注で底堅い動き。
(出所:日本工作機械工業会)