「自動省力化の機運が高まっている」日本工作機器工業会が賀詞交歓会を開く
2024年02月25日
日本工作機器工業会(会長=寺町彰博 THK会長)が去る1月17日に都内の東京會舘丸の内本館(東京都千代田区丸の内)で賀詞交歓会を開いた。
寺町会長はあいさつの中で、「今年は半導体関連をはじめとして2024年問題にもあるように様々なところで自動省力化をしなければならないという機運が高まっている。今年は順調に拡大をしていくと思っており、2,000億円の予想を上回ることができるのではないかと思っている。」と期待を込めたあと、「来年は70周年を迎える。新たなチャレンジができるように一生懸命邁進していく所存である。」と意気込みを示した。
来賓を代表して経済産業省製造産業局の安田 篤産業機械課長が、「昨年は賃金の成長が30年ぶりに高い水準になった。コストカット型であった日本経済を今年は賃金も物価も投資も伸びる成長型の経済に変えていく年にしなければならない。昨年末には17兆円規模に上る経済対策の決定をしている。経済対策の中にはGXあるいはDXの後押しや地域の中堅中小企業が国内投資を増やすサポートや省力化の投資を行うための原資を確保するための補助金等のメニューが用意されている。成長型の経済をつくるべく皆さま方と一体になり進めさせていただければ幸いある。」と声援を送った。
乾杯の発声を北川祐治副会長(北川鉄工所会長兼社長)が行い、親睦を深めた。