アマダスクール 「第36回優秀板金製品技能フェア」の受賞作品を選出

240415アマダスクール理事長
あいさつをする福井理事長

 アマダスクール(理事長=福井幸弘氏)が3月9日、「第36回優秀板金製品技能フェア」において優れた技能・技術でつくられた板金作品を選出し、厚生労働大臣賞に佐藤医科器械製作所、経済産業大臣賞にアイキが受賞した。今回は全体で高精度な微細加工を用いた作品や高難度なコンセプトやアイデアを実現した作品が選出された。

 選考は日本塑性加工学会館員、シートメタル工業会役員や各審査委員のほか、アマダの優秀板金製品技能フェア会場見学者とオンラインによる投票で行われ、応募総数281点(国内184点、海外97点)の中から技能賞以上の優秀作品73点が選ばれた。

 福井理事長はあいさつの中で、「わが国の少子高齢化はますます進み、加工設備の自動化や人工知能化もさらに進むと考えられるが、その反面、高度な技術・技能の継承者の育成、これがますます難しくなってくると考えている。当フェアが、板金エキスパートを目指す若い皆さまにとって一つの目標となり、また励みになるよう、技術・技能の向上の一助になれば幸いだと考えている。」と述べた。

 来賓を代表して厚生労働省 人材開発統括官付 能力評価担当参事官室 参事官の安達佳弘氏、経済産業省 製造産業局 素形材産業室長の星野昌志氏がそれぞれあいさつをしたあと、優秀板金製品技能フェア運営委員会委員長の割澤伸一氏が審査経過報告を行った。

 主な受賞作品は次の通り。

厚生労働大臣賞

240415板金技能フェア1


「DNA~融合~」
(株)佐藤医科器械製作所
【選考基準】最高度な熟練技能・手法を用い、品質・精度の極めて高い作品。

経済産業大臣賞

240415板金技能フェア2


「ナビ、リレー」
(株)アイキ
【選考基準】最高度な加工技術・手段の開拓など、その成果が板金業界に広く貢献すると思われる作品。

神奈川県知事賞

240415板金技能フェア3

「不落のバランス」
ナサ工業(株)

【選考基準】将来の製品化に期待が持てるアイデアや考え方、技術・技能が含まれている作品

中央職業能力開発協会会長賞

240415板金技能フェア4

「瓢箪ランプシェード」
リョーユウ工業株

【選考基準】卓越する技能を用い、独自の手法を開発したと思われる作品。

日刊工業新聞社賞

「車両用ラジエーターアッパー試作品」
(有)山内エンジニアリング
【選考基準】技術水準・独創性がきわめて高く、業界の発展に貢献すると思われる作品

日本塑性加工学会会長賞

240415板金技能フェア5

「厚板の丸目成形品」
(有)原プレスエンジニアリング

【選考基準】特に高度な髷の技術・技能を用いた作品

海外優秀作品賞

240415板金技能フェア6

「CARP」
A.S.C.Franchi Laser S.n.c

【選考基準】海外出品作品の中で技術・技能に優れた作品

単体の部グランプリ

240415板金技能フェア7

「三重Rのクロージング曲げ」
(株)現代工業

【選考基準】1枚の素板から作られた優れた特徴のある作品

組立品の部グランプリ

240415板金技能フェア8

「CUBE」
(株)坂口製作所

【選考基準】複数の各部材を組み合わせた優れた特徴のある作品

溶接の部グランプリ

240415板金技能フェア9

「クラインのツボ」
シンエイメタルテック(株)

【選考基準】溶接の技術・技能に優れた特徴のある作品

造形品の部グランプリ

240415板金技能フェア10

「コーヒーカップ」
(株)晃新製作所

【選考基準】造形の公安とその表現に優れた特徴のある作品

学生作品の部金賞

240415板金技能フェア11

「CUBIC BALL」
山形県立庄内職業能力開発センター

【選考基準】学生の作品で特異性があり特に優秀と認められる作品


 

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