イスカルジャパン 第2回目となるファーストクラスディーラー(FCD)総会を開催
イスカルジャパン(代表=岡田一成氏)は、4月18日(木)、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で、全国の販売上位特約店(ファースト クラス ディーラー認定店)および関係代理店を対象に、「第2回 ファースト クラス ディーラー(略称:FCD)総会を開催した。
2023年1月に発足し、17社でスタートしたFCD会は、今年から新たに1社が加わり18社で2年目のスタートを切った。
総会冒頭に岡田代表が登壇し、日頃の感謝の意を表したあと、「日本国内では、1970年代後半から約50年にわたり販売をしているが、イスカルジャパン株式会社としては、1994年に大阪での会社設立となる。この30周年の節目に、われわれの活動方針をご理解いただいた経営者やトップクラスの責任者の皆様をお迎えすることは感無量である」と喜びを表した。また、切削工具の「消費ニーズの動向」についてグローバルのデータを基に説明し、超硬材質以外の多様なニーズに対して、もれなく製品供給すべく事業拡大し、「総合切削工具メーカー」として変貌をとげているイスカルの立ち位置をアピールした。
高いレベルの製販パートナーシップを築く
その後、営業部 和氣本部長が登壇し、2023年のイスカルジャパン及び、FCD各社の実績と、1年を通した活動報告を行うとともに、「FCD各社と当社間にて、相互利益を主旨とした一層高いレベルでの『製販パートナーシップ』を築く」という、FCD会設立の意図を改めて確認した。続いて登壇した流通戦略部 但馬部長は、代理店と一体となって販売環境を整備する同部の役割を説明するとともに、一例として以下3つのデジタルツールを紹介した。
(1)グローバルでの成功事例を共有する「INDUSTREALIZE」(インダストリアライズ)
(2)20種類の便利ツールを集約したスマホアプリ「ISCAR WORLD」(イスカルワールド)
(3)対面セミナーに加えて、切削の基礎知識が学べる自己学習ツール「eラーニング」
総会の後半には、売上実績をはじめとする、各評価指標(KPI)項目において上位の成績を収めた認定店の表彰を行った。その後、特別講師による講演会を行い、終了した。
総会後は、同ホテルにて懇親会を開催し、情報交換や交流を行うとともに、2024年の各社の目標必達を誓った。