工作機械技術振興財団「第45次工作機械技術振興賞および試験研究助成」の対象を選定

 工作機械技術振興財団(理事長=安達俊雄氏)は、5月21日、第45次工作機械技術振興賞と試験研究助成の対象を選定した。

 同財団は、工作機械関連技術の向上促進を目的に、牧野フライス製作所創業者故・牧野常造の私財を基金として、1979年に設立されたもので、今回は、工作機械技術振興賞・論文賞3件、同・奨励賞6件ならびに試験研究助成10件を選定した。
 
 その他、同財団では、海外国際会議の参加・開催支援も行っており、2024年6月期は7件の助成を行っている。今回の選定を含め、贈賞・助成は累計1,155件(2,995名)、総額11億9,471万円となる。

 同財団では6月18日に贈賞式を第一ホテル東京(東京都港区)で開催し、各賞の授与ならびに工作機械技術振興賞・論文賞を受賞した高野昌宏氏(石川県工業試験場主任研究員)および村上洋氏(北九州市立大学教授)による講演を予定している。
 

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