2024年5月分工作機械受注総額は1,245.3億円
2024年07月07日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年5月分の受注実績は以下の通り。
2024年5月分工作機械受注総額は、1,245.3億円(前月比+3.0% 前年同月比+4.2%)となった。受注総額は、内外需で3カ月連続の1,200億円超で17カ月ぶりの前年同月比増加。外需中心に堅調な水準で底打ちの気配。
内需は348.4億円(前月比△4.2% 前年同月比△7.9%)で、GWの営業日減等もあり、3カ月ぶりの350億円割れ。主要業種を中心に慎重姿勢が続くが、本年1、2月よりは高い水準。
外需は896.9億円(前月比+6.1% 前年同月比+9.8%)で、主要3極は、すべて前月比増加。2カ月ぶりの850億円超で900億円に迫る。年初から欧州、北米は横ばい圏内の動きも、アジアは増加傾向。
5月の受注は緩やかな増加傾向が見られるものの、本格的な受注の回復期等について、今後の動向を注視。
5月分内需
363.7億円(前月比△26.2% 前年同月比△12.8%)。
・3カ月ぶりの350億円割れ。前月比2カ月連続減少。
・前年同月比21カ月連続減少。前年同月比21カ月連続減少。
・GWの営業日減等で前月比減少。主要業種を中心に力強さに欠ける状況が継続。
(出所:日本工作機械工業会)
5月分外需
869.6億円(前月比+6.1% 前年同月比+9.8%)
・2カ月ぶりの850億円超。880億円超は5カ月ぶり。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比17カ月ぶり増加。
・前月大型キャンセルがあった北米が数字を戻したほか、主要3極すべてで前月比増加。
(出所:日本工作機械工業会)