大学行政管理学会 大学経営見える化研究会 私立大学のガバナンス向上のための「新任理事・評議員ハンドブック」を発刊 

 大学行政管理学会 大学経営見える化研究会は、このほど、「私立大学 新任理事・評議員ハンド ブック(2024年度版)」を発行した(発行 日本能率協会)。私立大学では、「18歳人口減少の対応に加え、私学助成等での公費(税金)投入を踏まえたガバナンス改革には、理事・評議員の機能、役割がいままで以上に重要となる。また、改正私立学校法により、多くの外部の理事、評議員が、大学(学校法人)経営に携わることが予想される。外部の理事や評議員が、その任を果たすためには、学校法人の仕組みや大学経営の財務情報、非財務情報の理解のうえ、 理事会、評議員会に臨み、経営判断をくだすことが求められるが、大学側における新任の外部 理事、評議員への説明や学習機会は十分とは言えない状況である。」とのことから、同研究会では、今回初めて大学経営・ガバナンス・実務に携わる人を対象に、大学経営の仕組み、理事会、評議員会の議事及び会議参画時の視点についてポイント解説を交えたコンパクトなハンドブックにまとめた。

 なお、同ハンドブックは、2025年4月 施行予定の改正私立学校法にも対応している(2024年2月時点の内容)。 新任理事・評議員就任前の事前学習及び就任後の各種判断の参考資料に加え、民間企業から教員採用時、新人職員、キャリア採用職員の研修等に活用可能な内容となっている。

<概要> 
 1.頁 数:114頁 
 2.サイズ:B5判、文字11Pt 
 3.定 価:本体2,000円+税 *送料別

<目次> 
 第1章 大学経営の基本構造と意識すべき社会潮流 
 第2章 理事の職責・責務を果たすために 
 第3章 評議員の職責・責務を果たすために 
 第4章 予算、決算、補助金獲得 
 第5章 業界の特徴を知る ~大学業界の概況~ 
 第6章 大学のガバナンス向上への取組み 
 第7章 大学のマネジメントの仕組みを知る 
 第8章 大学に係る数字の見方(財務、非財務) 
 第9章 理事・評議員に活躍いただくための 

 

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