DMG MORI SAILING TEAM 2大会連続で「Vendée Globe2024」への出場が内定

予選レーススタート時のDMG MORI Global One号

 

 DMG森精機が2018年10月に立ち上げたDMG MORI SAILING TEAMのスキッパーである白石康次郎選手が、2024年11月10日スタート予定の単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendée Globe2024(ヴァンデ・グローブ)」への出場がこのほど内定した。

 同チームは、白石康次郎選手とともに2020年に開催された前回大会へ出場し、33艇中16位(記録:94日21時間 32分56秒)にてアジア人初の完走を達成。その後、2021年に白石康次郎選手との「Vendée Globe2024」への挑戦を発表し、2022年より予選レースへ出場してきた。3年間で合計10戦の予選レースへ出場、うち9つで完走を果たし、「Vendée Globe2024」の出場者へ選定された。

 同チームは、「Vendée Globe2024」レースの完走を目指し、引き続きフランス・ロリアンを拠点に活動していく。

予選レースを完走した白石康次郎選手

 

 白石康次郎選手は、「このたびVendée Globe2024の予選を無事に通過し、出場権を獲得することができました。本当にありがとうございます。これもひとえに、皆様のご支援とご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。長い予選会でした。4年間に及ぶ予選は、厳しい条件や困難な状況に直面することもありましたが、チーム一丸となって進んできました。すべてのレースを走りきることは出ませんでしたが、無事に予選を突破して本当に良かったと思います。今、Vendée Globe2024出場に向け、最後のリフィットを行っております。DMG MORI Global One号はとても良い状態ですのでご安心してください。今まで応援してくださったすべての皆様に厚く御礼申し上げます。皆様の応援は大きな励みとなりました。私たちの活動を支えてくださったスポンサーの皆様、技術的なサポートを提供してくださった関係者の皆様、深く感謝いたします。船に愛情こめてしっかりと整備し、最高のスタートを迎えたいと思います。本当にありがとうございました。」とコメントしている。

<レース概要>
 大会名称: Vendée Globe2024
 大会日程: 11月10日(日)スタート
 公式サイト: https://www.vendeeglobe.org/en
 

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