工作機械技術振興財団が「第45回 工作機械技術振興賞」贈賞式を開く

 

声援を送る安達理事長

 工作機械技術振興財団(理事長=安達俊雄氏)が、6月18日、第一ホテル東京(東京都港区新橋)で「第45回 工作機械技術振興賞」の贈賞式を開催した。

 贈与式に先立ち安達理事長が日頃の感謝の意を表したあと、「今回の受賞者は論文賞3題12名、奨励賞6題21名、9題33名の方々である。今回の贈賞によって当財団がこれまで45年間に贈賞した工作機械技術振興賞の累計で論文賞、奨励賞および各都市で贈賞している人材育成賞を併せて704件、2,544名に達している。表彰事業は地道な事業だが、工作機械技術の進歩と向上に間接的ながら着実に寄与してきたものと考えている。言うまでもなく、工作機械は最高度の技術を必要とする国家の基盤産業である。中国等の追い上げもあるが、わが国の工作機械の国際競争力は非常に強いものがある。これもひとえに関係者が支える技術の優秀性によるものであり、優れた工作機械からは精度の高い各種機械が高能率に生産され、これがわが国機械産業の発展の原動力となり、わが国経済を支えている。受賞者各位におかれましては、今後とも工作機械産業、ひいてはわが国経済の発展のため、技術研究にさらにご精進いただきたい。」と声援を送った。
 

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