DMG森精機 3年間、低額・定額のアフターケアサービス「DMG MORI TOTAL CARE」を8月から開始
2024年08月06日
DMG森精機は、機械の故障を未然に防止するプリベンティブメンテナンスと、事故・故障時に修理費用を補償するアフターケアサービスをセットにした「DMG MORI TOTAL CARE」の提供を本年8月より開始した。
プリベンティブメンテナンスは、同社の熟練のエンジニアが顧客先を訪問し、12種類の精密計測器を使用して各種精度を可視化することにより、機械状態を診断するサービス。定期的に実施することで、機械の 不具合を早期発見し、さらに診断結果に応じて適切なメンテナンスの提案を行う。
DMG MORI TOTAL CAREでは、本診断サービスを年に1回(計3回)提供する。また、機械の不具合や、操作ミス等の事故が起きた際の修理費用を、基本のメーカー保証終了後、1年間 延長し、3年間補償するアフターケアサービスをセットにしており、加入料を支払うと、納入後の高額な修理でも「低額・定額」の負担(1回6万円の免責の負担にて税込み製品購入価格を限度に保証)のみで、提供する。(部品代/出張費の両方が対象。顧客自身で部品を交換する場合は対象外)。
同社は、DXを用いて、工程集約・自動化し、グリーン・トランスフォーメーション(GX)を実現する仕組みをMX(マシニング・トランスフォーメーション)と位置づけ、推進している。DMG MORI TOTAL CAREは、工作機械単体だけではなく、同社が販売する自動化装置を含めたシステム全体を保障する。顧客のDX導入をサポートするソフトウェアやサービスをご提供するCELOS Clubとセットで加入することで機械の安定稼働を実現し、生産性向上とMX導入をサポートする。