2024年7月分工作機械受注総額は1,239.4億円
2024年08月25日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年7月分の受注実績は以下の通り。
2024年7月分工作機械受注総額は、1,239.4億円(前月比△7.4% 前年同月比+8.4%)となった。受注総額は、2カ月ぶりの1,300億円割れも5カ月連続の1,200億円超。前年同月比も3カ月連続増加で外需を中心に回復傾向が見られる。
内需は357.0億円(前月比△12.5% 前年同月比△9.3%)で、前月のまとまった受注の剥落等もあり、2カ月ぶりの400億円割れ。自動車をはじめ、主要業種を中心に依然力強さに欠ける。
外需は882.4億円(前月比△5.1% 前年同月比+17.7%)で、2カ月ぶりの900億円割れも3カ月連続の850億円超と高水準持続。主要3極は、大型受注もあり、北米のみ増加。
7月の受注は前月からやや落ち着いた展開も業種に大きな変化はなく、本格的な受注の回復時期等について、今後の動向を引き続き注視。
7月分内需
357.0億円(前月比△12.5% 前年同月比△9.3%)。
・2カ月ぶりの400億円割れ。
・前月比2月ぶり増加。前年同月比23カ月連続減少。
・6月の反動や季節要因もあり前月比減少。依然力強さに欠ける状況が継続。
(出所:日本工作機械工業会)
7月分外需
882.4億円(前月比△5.1% 前年同月比+17.7%)
・2カ月ぶりの900億円割れ。3カ月連続の850億円超。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比3カ月連続増加。
・アジアは高水準持続、北米は大型受注で前月比増加、欧州は夏期休暇もあり減少。
(出所:日本工作機械工業会)