日立建機 北米西部向けサービス部品拠点「ソルトレイクシティ部品倉庫」の稼働開始

「ソルトレイクシティ部品倉庫」外観

 

 日立建機は、北米西部向けのサービス部品供給体制を強化するため、このほど、「ソルトレイクシティ部品倉庫」(アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイクシティ)の稼働を開始した。これにより、これまでアメリカ合衆国アトランタ近郊の部品倉庫から出荷していたサービス部品を、北米西部の代理店やお客さま向けに従来以上に迅速に供給できるようになる。

 建設機械や鉱山機械のサービス部品は、機械の安定稼働を維持するために迅速かつ確実に顧客に供給される必要があります。日立建機グループは、米州の部品供給体制を強化するため、2022年にアトランタ近郊でジャクソン部品倉庫(ジョージア州ジャクソン)とマクドノー部品倉庫(ジョージア州マクドノー)の稼働を開始した。これまでは、この2カ所の部品倉庫から、カナダや中南米を含む米州全域に供給する部品を出荷していた。

 ソルトレイクシティ部品倉庫の稼働により、アメリカ合衆国ユタ州やアラスカ州、カナダ アルバータ州など北米西部向けの代理店へのサービス部品の配送リードタイムは、1~3日程度の短縮を見込んでいる。稼働開始時の取り扱い部品点数は3万種類、1日当たり約500件の部品を出荷する予定。

 今後は設備・システムの増強により操業を拡大していく計画。なお、運営は、アトランタ近郊の部品倉庫と同様にロジスティードの米国法人に3PL委託する。
 

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