2024年8月分工作機械受注総額は1107.7億円

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年8月分の受注実績は以下の通り。

 2024年8月分工作機械受注総額は、1,107.7億円(前月比△10.6% 前年同月比△3.5%)となった。受注総額は、6カ月ぶりの1,200億円割れで前年同月比は4カ月ぶり減少。夏期休暇等の影響もあり、内外需共に前月比減少。

 内需は321.9億円(前月比△9.8% 前年同月比△9.9%)で、夏期休暇等もあり、3カ月ぶりの350億円割れ。主要業種を中心に依然力強さに欠け、回復の兆しは見られず。

 外需は785.8億円(前月比△10.9% 前年同月比△0.6%)で、主要3極全てで前月比減少し、10カ月ぶりの800億円割れ。特に欧州で大きく減少が見られており、今後の動向を注視。

 8月の受注は前月から内外需とも減少しており、季節要因の影響だけなのか等、今後の動向を引き続き注視。

8月分内需

321.9億円(前月比△9.8% 前年同月比△9.9%)。

・3カ月ぶりの350億円割れ。6ヶ月ぶりの330億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比24カ月連続減少。
・夏期休暇の影響の他、金属製品や電気・精密等で前月比大幅減となり、弱含み。


(出所:日本工作機械工業会)

8月分外需
 

785.8億円(前月比△10.9% 前年同月比△0.6%)

・2023年10月(784億円)依頼、10カ月ぶりの800億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比4カ月ぶり減少。
・アジアは前月比微減も、欧州、北米は夏期休暇等でともに前月から40億円前後減少。


(出所:日本工作機械工業会)

 

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