5000回転でも5μm以下の高精度! 大昭和精機の誤差補正機構内蔵型シンクロタッピングホルダ小径用に注目!
2012年03月16日
大昭和精機(社長=仲谷穣治氏)の新製品である誤差補正機構内蔵型シンクロタッピングホルダ『メガシンクロタッピングホルダ“小径用MGT3”』が注目を集めている。
機械の制御では正転から逆転に切り替わるタイミングに合わせ、送りもマイナス側から+側に切り替えなければならず、このときに若干タイミングのずれが生じてしまう。タップ自身にもピッチの誤差もあり、タップの形状によってスラスト方向の切削抵抗も存在していることがこの手の加工の難しさなのだが、同社独自の新機能を採用することで同期誤差を補正し、切削抵抗を吸収することでタップとワークに発生するスラスト負荷を低減している。5000回転でも5μm以下の高精度を誇り、切削負荷が低減しているため、非常にきれいな加工面が得られるのも魅力だ。
ネジ精度とタップ寿命の向上を実現したいと悩んでいる加工現場におススメの製品である。