2024年9月分工作機械受注総額は1253.6億円
2024年11月02日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年9月分の受注実績は以下の通り。
2024年9月分工作機械受注総額は、1,253.6億円(前月比+13.2% 前年同月比△6.4%)となった。受注総額は、2カ月ぶりの1,200億円割超も、前年同月比は2カ月連続減少。粘度半期末の効果で内需は増加も欧米はやや勢いを欠く状況。
内需は415.3億円(前月比+29.0% 前年同月比△7.8%)で、年度半期末効果で前月比は3割近く増加し、3カ月ぶりの400億円超。ただ、本年3月(493億円)の水準に比べると、伸び悩み感あり。
外需は838.3億円(前月比+6.7% 前年同月比△5.7%)で、2カ月ぶりの800億円超。欧州・北米は前月比増加したが、前年同月比は3割前後の減少。一方、アジアは堅調水準を維持。
9月の受注は季節要因等で内外需とも前月比増加も、受注回復を実感するのほどの勢いはなく、今後の動向を引き続き注視。
9月分内需
415.3億円(前月比+29.0% 前年同月比△7.8%)。
・3カ月ぶりの400億円超。3月(493億円)に次ぐ本年2番目。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比25カ月連続減少。
・年度半期末の季節要因により前月比増加もやや力強さに欠ける状況。
(出所:日本工作機械工業会)
9月分外需
838.3億円(前月比+6.7% 前年同月比△5.7%)
・2カ月ぶりの800億円超も、850億円には届かず。
・前月比3カ月連続増加。前年同月比2カ月連続減少。
・アジアは堅調維持も、欧州、北米は9月として2021年以降では最も低い。
(出所:日本工作機械工業会)