三菱マテリアル 転削加工用サーメット材種「MX3030」に多機能形ショルダカッタAPX3000シリーズ用インサートを追加

 

 三菱マテリアルは、このほど、転削加工用サーメット材種「MX3030」に多機能形ショルダカッタAPX3000用インサートを追加、販売を開始した。

 転削加工用サーメット材種「MX3030」は、同社従来品サーメット材種「NX4545」より熱伝導率が高く、耐熱亀裂性に優れているため、切削時に発生する熱亀裂やチッピングを抑制し、良好な仕上げ面を維持することが可能。

 また、靭性にも優れることから、大きな切込み量での加工能率向上を実現した。

 転削加工用サーメット材種「MX3030」の主な特長は、以下の通り。

① 金属結合相を特殊合金化することにより、耐欠損性が大幅に向上。
② 硬度が高いチタン化合物硬質相により、耐摩耗性を保持。
③ サーメットは鉄との反応性が低く、熱的安定性と耐酸化性に優れる。

■価格(税抜き)
・AOMT123604PEER-M  MX3030:1,030円
・AOMT123608PEER-M  MX3030:1,030円
       

moldino_banner