2024年10月分工作機械受注総額は1,225.5億円
2024年11月27日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年10月分の受注実績は以下の通り。
2024年10月分工作機械受注総額は、1,225.5億円(前月比△2.2% 前年同月比+9.4%)となった。受注総額は、2カ月連続の1,200億円割超で前年同月比は3カ月ぶり増加。内外需とも力強さに欠けるなか、10月は大型受注により堅調水準維持。
内需は334.4億円(前月比△19.5% 前年同月比△0.6%)で、年度半期末効果があった前月からの反動減で2カ月ぶりの350億円割れ。浮上のきっかけが乏しいなかで、横ばい圏内の動きが継続。
外需は891.1億円(前月比+6.3% 前年同月比+13.6%)で、2カ月連続の800億円超。各地の大型受注が寄与し、850億円も3カ月ぶりに上回る。一方、欧州・北米はやや勢いに欠ける。
10月の受注は大型受注により堅調水準を維持も、受注回復を実感するほどの勢いはなく、季節要因等で内外需とも前月比増加も、受注回復を実感するのほどの勢いはなく、今後の動向を引き続き注視。
10月分内需
334.4億円(前月比△19.5% 前年同月比△0.6%)。
・2カ月ぶりの400億円割れ。350億円割れも2カ月ぶり。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比26カ月連続減少。
・年度半期末効果の剥落で前月比減少。23年後半以降、総じて横ばい圏内の動向。
(出所:日本工作機械工業会)
10月分外需
891.1億円(前月比+6.3% 前年同月比+13.6%)
・2カ月連続の800億円超で3カ月ぶりに850億円も上回る。
・前月比2カ月連続増加。前年同月比3カ月ぶり増加。
・アジアを中心に大型受注が発現し、外需を押し上げる。欧州はやや持ち直す。
(出所:日本工作機械工業会)