大澤科学技術振興財団 2024年度研究助成費贈呈式を開く

 

挨拶する大澤理事長

 大澤科学技術振興財団(理事長=大澤伸朗 オーエスジー社長兼COO)が、11月12日、オーエスジー アカデミー内ゲストハウス(愛知県豊川市一宮町)で、「2024年度研究助成費贈呈式」を開催した。

 同財団は、オーエスジーの創業者である大澤秀雄氏が「自らの事業を支えた技術発展のために、役立ちたい」という思いのもと公益財団法人として1991年7月に設立したもので、日本のものづくりを担う科学技術振興に寄与することを目的としている。

 今年度は、研究開発助成に33件、国際交流助成に5件の助成を行い、助成金の総額は8,423万円となった。また、財団設立以来の研究開発助成は531件、国際交流助成は297件に達し、助成の累計額は11億5,800万円となった。


 大澤理事長はあいさつの中で、「今回は過去3年分で最高の助成となった。」とし、本年11月に開催されたJIMTOF2024について、「自動化、省人化、オートメーションを含めたDX化、GXなどの最新設備による様々な効果を実際目で見て五感に訴えるという重要性を感じた。当財団は今後ますます難しいニーズが上がってくる産業をさらに発展させるために技術革新や研究開発などに当財団の30年以上前井に設立した趣旨にのっとって、基礎研究の発展に対し、引き続き貢献をしていく。」と声援を送った。

 帯川利之選考委員会委員長が選考経過説明を行ったあと、大澤理事長より助成決定書交付が行われ、来賓を代表して、浅野勝人 元内閣官房副長官・同財団顧問が祝辞を述べた。

 

moldino_banner