2024年11月分工作機械受注総額は1,193.3億円
2025年01月20日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2024年11月分の受注実績は以下の通り。
2024年11月分工作機械受注総額は、1,193.3億円(前月比△2.6% 前年同月比+3.0%)となった。受注総額は、内需で前月比増加も、外需の大型受注が縮小し、1200億円にわずかに届かず、3カ月ぶりの1,200億円割れ。
内需は343.3億円(前月比+2.7% 前年同月比+5.0%)で、展示会高価は一部で見られるも、自動車、航空機関連等で弱含み。2カ月連続の350割れ。底這い状態が続く。
外需は850.0億円(前月比△4.6% 前年同月比+2.2%)で、3カ月連続の800億円超。大型受注の規模縮小により、850億円にはわずかに届かないものの、。中国、インド、アメリカ等で底堅い動き。
11月の受注は大型受注が継続し堅調水準を維持も、受注回復を実感するほどの勢いはなく、今後の動向を引き続き注視。
11月分内需
343.3億円(前月比+2.7% 前年同月比+5.0%)。
・2カ月ぶりの350億円割れ。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比27カ月連続増加。
・一部展示会効果により、前年同月比増加も横ばい圏内の動きで力強さに欠ける。
(出所:日本工作機械工業会)
11月分外需
850.0億円(前月比△4.6% 前年同月比+2.2%)。
・850億円にはわずかに届かずも、3カ月連続の800億円超。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比2カ月連続増加。
・アジアを中心に大型受注が縮小も、北米が前月比増加し、堅調水準を維持。
(出所:日本工作機械工業会)